大会長挨拶 

第38回日本アフェレシス学会学術大会
大会長 池田 志斈
順天堂大学医学部皮膚科

 この度、第38回日本アフェレシス学会学術大会を2017年10月19日(木)~21日(土)の3日間、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ®(千葉県浦安市)にて開催させて頂くことになりました。
 一般社団法人日本アフェレシス学会は、1981年にプラズマフェレーシス治療研究会として始まり、1992年に日本アフェレシス学会となり現在に至っています。この伝統ある本学会の学術大会を担当させて頂くに当たり、大変な栄誉と重責を感じております。また、理事長はじめ役員ならびに会員の先生方に心より感謝申し上げます。
 順天堂大学は2004年に第24回学術大会長を髙森建二教授、2010年に第31回学術大会長を津田裕士教授が務め、3度目の開催となります。順天堂大学として伝統を引き継ぐことが出来ましたことを非常に嬉しく思っております。
 今学会のテーマは「難治性疾患のアフェレシス療法―ガイドラインにおける位置づけは?―」と致しました。アフェレシス療法はその特殊性と有効性により、種々の難治性疾患のガイドラインに記載されております。しかし一方で、RCTなどエビデンスの高い研究を行い辛い治療法でもあり、ガイドラインにおける位置づけが各研究者間で大きく異なることが想定されます。本学会では、各領域の難治性疾患に於いて現在アフェレシス療法がどの様に施行されているか、市販後も含め如何に導入されているか、それら「実績」を元にガイドラインにおける位置づけに付き再検討頂ければ幸いです。それにより本療法が、適切な症例に適切な時期に適切な方法で施行できる様に啓発・啓蒙が可能となれば望外の幸せです。
 会場となる東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ®は、東京ディズニーシーの中にあるTDR直営ホテルの中でも最もプレステージアスなホテルです。学会の合間に夢と魔法の世界をお楽しみ頂ければと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 


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